沼津アルプス縦走

夕方までは晴れの予報の土曜日。
以前から一度行ってみたかった通称、沼津アルプスを歩きに行った。

沼津駅までJRの普通電車に乗って、さらにバスに25分に乗り、
登山口の多比(たび)まで行き、歩き始めた。
沼津アルプスは駿河湾の海岸に面した小山の連なりで、
標高200から400メートル足らずの低山だ。
ハイキング気分で、軽登山靴を履いていったが、大間違い。
登山道は険しいアップダウンが続き、ところどころに茅の茂る平らな道がある。

(最高峰の鷲頭山は標高392メートル)

天気予報が外れて、昼前には曇ってしまい富士山の姿が見えなくなってしまった。
多比バス停(9:25)ー鷲頭山(わしずやま)(10:50)−徳倉山ー横山(13:50)ー香貫山(かぬきやま)(15:00)−黒瀬バス停(15:30)と
駿河湾伊豆半島を眺めながら、汗だくになりおよそ6時間かけて登ったり下ったの繰り返しで縦走した。
頂前後の登山道はただロープを張っただけの切り立った自然の斜面そのままで、
急な登り降りで膝がガクガクになり、歩いている途中から太腿が痛くなってしまった。
帰りは沼津駅前の商店街の居酒屋に入り、地産の刺身を肴に、静岡の地酒をのみ、すっかり酔っぱらい、
のんびりJRに乗って帰ってきた。
イメージと違い、沼津アルプスは結構きついトレッキングだった。
(追記;2月22日)
後で調べたら、岩崎元郎の「新日本百名山」のひとつになっていた。途中で意外に中高年の登山者が多いと不思議に思ったが、どおりで、と納得した。