長万部温泉

二日目は前から一度来てみたかった長万部に行くことにした。
調べると駅の近くに温泉がある。電話で予約し雨の白老を昼過ぎの列車に乗って出発。
一両列車はガラガラだった。海沿いをずっと走る。
さすがに北海道は広い。原野の中にぽつんと家が建っている光景が続く。

(途中でトンネルとトンネルの間にある小さな駅小幌を通過)
長万部函館本線室蘭本線の分岐点だ。
大きな町かと思っていたが、線路だけがある寂しい所だった。



今夜泊まる温泉宿は丸金旅館、駅前に看板があった。
宿までは、歩いておよそ10分足らずだが、古風な跨線橋を渡って行く。
文化遺産にしたいような跨線橋だった。


温泉郷というにはなんとも質素な街並みの中の、泊まったのは小さな旅館だったが、家庭的な食事は美味かった。
温泉も源泉掛け流しで気持ちがいい湯だ。

雨が降ったり止んだりの肌寒い気候だったが、温泉のヒーターがあって部屋は暑いくらいだった。
ニュースを見ると関東では30度近い真夏日のところもあったらしい。
風邪を引いたのか鼻水とくしゃみが止まらなくなって、風邪薬を買って飲んだ。
翌日には収まったのでアレルギーがででたのだろう。