天気予報があたらない。
10月30日の日曜日は絶対の晴れ予報だったので紅葉を期待して大菩薩嶺に登りに行った。
上日川峠に向かう超満員のバスからはきれいな紅葉が眺められたけれど、
峠に着くとガスが広がりおまけに風が吹いて寒い。
防寒用の上着を着ても脚を止めると寒さで震えが来るほどだった。
(寒いので避難小屋に入ってラーメンを食べた)
結局景色は全く見えずの山旅だった。
体を温めようとJR甲斐大和駅の店で食べたイノシシホウトウはいまいちだった。
春から秋にかけて天気に恵まれない、山の神に見放されてしまったような登山ばかりの年になった。
もう晩秋だから今日の文化の日には、リベンジで今年最後の草紅葉見物に尾瀬に行きたかった。
しかし、昨日の天気予報では曇りときどき雨の予報なので断念した。
ところが今日も天気予報が外れた。
今朝、目が覚めると外が明るい。
ここらは曇りから雨の予報なのに晴れている。
これから出かけたのでは尾瀬に着くのが昼すぎになって日帰りは厳しい。
予想外の好天になったので、紅葉狩りは諦めて今日は大倉山を探索することにした。
神奈川県には西部に丹沢山塊や箱根の山があるけれど、東部の横浜や川崎には山が少ない。
大倉山は東急東横線の駅の名前になっている横浜市港北区にある地名だ。
名前に”山”が付いているくらいだから山があるはずだ。
横浜市にある山の最高峰は大丸山(オオマルヤマ)で、最高地点は六国峠の太平山だ。
いずれも時々、とくに冬場に歩きにゆく。
駅を降りてみると公園はあるが山らしい気配がない。
帰ってから調べたらむかし大富豪の大倉さんが住んでいた丘のような場所なのでこの名がついたらしい。
したがって大倉山という山はないのだった。
まあ、それはともかくとして長男一家が来月東京からこの地に引っ越してくるので、
とりあえず街の周辺を歩いてみた。
駅前商店街は横浜というよりも東京の駅前の雰囲気だった。
東急線沿線はやはり雰囲気が違う。都会的だ。
駅前を離れると閑静な住宅街だ。高層マンションがなくて空が広い。
新幹線が近くを走っているのが見えたので、ここから横浜方面に歩いて行くことにした。
(不思議なうさぎ専門店、お肉は売っていないようだった)
昼食は新横浜駅の「てんや」で天丼を肴に生ビールを飲んだ。安い!このセットで千円でお釣りがくる。
(六角の橋は見つけられなかった)
せっかくなのでついでに横浜駅まで歩いて行くことにした。
六角橋商店街や反町の元東横線の線路があった歩道を歩いた。
足の裏が痛くなったので横浜駅からは電車に乗って帰宅した。
家に帰ると歩数計は20,000歩になっていた。