今帰仁城跡の斜面に濃いオレンジ色の花を見つけた。
ニッコウキスゲに似ているが色が濃い。
調べてみるとアキノワスレグサという名前の花だった。
亜熱帯の沖縄にいると秋を忘れそうになる。
夏と冬の間の短い間に咲く花なのでこの名前なのだろうか。
ニッコウキスゲと同じ種の花で、
沖縄ではクヮンソウ、あるいは眠り草と呼ばれている。
催眠作用があり、古くから不眠症の治療に用いられてきた薬草だという。そのまま食べるとおなかを壊すので加熱して食べる、あるいは煎じて飲むという。
沖縄ではよく知られた花で、今帰仁がこの花が咲くことで有名らしい、
花言葉は忘れ物。
日に日に物忘れのすすむ身には忘れられない花になった。
・・・でも、きっとすぐに忘れてしまいそう・・・。
(世界遺産の入口で昼寝をする猫)