パソコン貧者

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我が家のIT環境

昨年の4月に購入した大容量外付けポータブル・ハードディスク(BUFFALO,HD-PGF4.0U3-GBKA)が故障した。ぶつけたわけでも落としたわけでもないのに認識されなくなってしまった。

以前の同社HHDがいっぱいになったので、4テラの機種を購入し、過去十数年の分の書類や写真すべてをこの大容量HHDに移植し、過去の2台はフォーマットしなおしてウィンドウズでもマックでも使用できるようしておいた。

過去2年分の写真だけは新たにフォーマットしなおした旧HHDにバックアップしてあったが、最近の半年分と2017年以前のデータが見れなくなってしまった。このなかには貴重な家族の記念写真や海外旅行の写真も入っている。

バッファロー社の提供する「みまもり合図」で調べるとFランク。重症の障害と判断された。

マニュアル通りに記載してあったサービス部門にメールで問い合わせると、故障の原因は消耗による可能性が高いとある。補償期間なので修理することができると返事をもらった。問題なのは、修理に際してはデータがすべて消去されるとある。大切なのは機械ではなくてデータや写真だ。データの復旧には多額の費用が必要らしい。

添付の説明書をもういちど読んでみると、最初にこの機械はデータの永久保存用ではなく一時保存のための機種であると記載してあった。たしかにその通りかもしれないが、ユーザの多くは永久保存ではないにしても手荒な扱いさえしなければ少なくとも数年は故障に至ることはないだろうと思っているに違いない。しかも今回故障した機械は使い始めてまだ10か月もたっていない。折をみてバックアップ作業はしていたものの泣くに泣けない。

我が家のIT環境は最近、不遇が続いている。仕事用に購入したマイクロソフトのSureface4はまだ3年しか使っていないのに故障、バックアップ用の現在使用してlenovoのPCは性能不足でたびたびスタックしてしまう(lenovp ideapa 310s)。HHDが故障したのはこの安物のPCにつないでいたからなのかと疑心暗鬼になる。

令和2年が始まってまだ1か月も経たないのに、このひと月にいろいろな不幸が起こる。今年は受難の年かもしれないと気分が重くなる。

気を取り直し我が家のIT環境で、とりあえず今しなければならないことは残っているデータをバックアップすることだろうから、思案の末、容量の大きな写真データや動画はAmazonクラウド・サービス(prime photos)を利用して外部に保管することにした。便利は便利だが、使い勝手についてはまだ未知数だ。個人の家族写真もたくさん含まれているので、セキュリティも心配だが、とりあえずの応急策とすることにした。また費用がかかる。まさにパソコン貧者である。

人生いろいろ。予想だにしなかった事態に出くわすこともある。どうかこれからの今年がいい年であってくれることをあらためて心から祈る。