ただじっとしていても何も起こらない。
自ら行動しないと世界は展開しない。
昨日の日曜日、早々と目が覚めて家事を済ませたあと、三浦半島の西側、荒崎海岸に海の写真を撮りに行った。
八時半に三崎口駅からバスに乗って終点まで30分足らず。
磯ではすでに大勢の釣り人が竿を出していた。
波打ち際を歩き、写真を撮る。
波の穏やかな日で、岩に打ち付ける怒涛のような写真を撮りたかったができなかった。
岩場を上り下りして膝が痛くなった。
さらに歩いて遊園施設ソレイユの丘に入り、持参の甘味おやつでお茶を飲む。
雲ひとつない快晴だ。写真を撮るには陽射しが強すぎる。
綺麗に区画された園内には小さな子供たちの発する楽し気な声が溢れていた。
車いすに乗って園内を周遊する高齢者もいた。透明な春の外気と陽の光から新たな生きる力をもらっているように見えた。
おそらく車いすを押すのは親孝行な息子か娘の夫婦だろう。
ソレイユの丘には初めて来た。
敷地の一部はキャンプ場になっている。遊園地の中のキャンプ場にはなんとなく違和感がある。
手ぶらで来れるバーベキュー場やニジマス釣りの池も設えてあり、家族連れが一日楽しめる施設のようだった。
ひと息入れたあと見渡す限りのキャベツ畑を抜け国道にでて、
ちょうど来たバスに乗って帰ってきた。