長い夏の始まり

ようやく梅雨明け(最近は梅雨明け宣言とはいわずに、なんとなく気弱に梅雨が開けた模様などという、弱腰な気象庁さま)を迎えた。

昨日も今日も天気予報は大外れで、今日は朝からカンカン照りの一日だった。それでもベランダの寒暖計(古いね、表現が。でもこの呼び名がしっくりくる)は32℃だった。最近では真夏というと40℃近くまで気温が上がるからまだまだ夏は序の口だろう。

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昨日、みなとみらいの小さな映画館Kino Cinemaに行った。蔦屋の二階にあるシティ・シアターと言うのだろうか、小さな映画館だ。収容人数が百人程度の劇場が三室ある。最近のシネコンは大規模で10室程度あるのが普通だから、まさに小劇場だ。

観たのはフランス映画「シンク・オア・スイム 」。悩みや問題を抱える中年のおじさんがシンクロナイズドスイミングで世界大会を目指す。コメディかと思って観に行ったら、社会派映画だった。笑いはなく、ペーソス漂う展開には胸が痛む。ネタバレになるが最後に救いがあってホッとした。フランス映画はなかなか手強い。

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(親指の付け根の皮が剥けた)

映画のあと向かいのビルのモンベルで夏用のサンダルを買った。靴づれしない夏履が欲しかったからだ。8月の旅行の準備だ。

昼食はランドマーク・プラザの5階で寿司ランチを食べたが、こればアウト。安かろうのなんとやら。美味しいものを少しだけの精神を忘れないようにしないといけない。

今日はサンダルの履き初めをかねて、午前中図書館まで歩いてみた。図書館には頼んでおいた書籍が一挙に5冊も届いていたからだ。

往復一時間半で見事に靴づれした。

今夜は鰻の朴葉蒸しと蟹おこわ(横浜吉田町梅林、H家からのお中元の冷凍食品)、茄子の冷製、カブのスープとお新香を食べた。泉橋酒造の日本酒が美味かった。