2022-01-01から1年間の記事一覧

不二の山

三浦富士頂上の浅間神社奥宮 三浦半島には三浦富士と呼ばれる低山がある。標高は200メートル足らずの丘に近い山だ(標高183メートル)。横浜の円海山から始まる高みは横須賀を経て三浦半島の背骨にあたる三浦丘陵に連なる。その南の端に位置する頂が三浦富士…

春一番と蕗の薹

今日、関東地方に春一番が吹いた。例年より随分と遅い風の日だった。気温が上がり日差しも暖かくて春の到来を肌身で感じた一日だった。 いつものようにバスに乗って大船まで行き、あとは徒歩で鎌倉の尾根を目指した。そこかしこに紅白の梅の花が開き道端には…

侵略

ロシアのプーチンによるウクライナへの侵略が進む。強権を握る独裁者によって理不尽な侵略戦争が始まってしまった。プーチンは核兵器の使用もちらつかせウクライナの領有を目指している。 日本を含め世界中の国々が心穏やかざる思いで今後の成り行きを見守っ…

冬のオリンピック

(沈む満月と日本の夜明け、 AY氏の写真借用) 冬季北京オリンピックもあと二日を残すのみとなった。 今回のオリンピックはコロナ下の厳重管理下の開催ではあったけれど見どころ、話題の多い大会だった。記憶に残る大会だったと感じる。 メダルの数で言えば…

あんパン考

昨日はバレンタインデーだったのでお昼のお弁当はチョコレートパンにするつもりで、電車に乗る前にコンビニに寄った(ひとりチョコプレゼント)。 調理パンの隣の棚に甘い菓子パン陳列されていたが、昔ながらのサザエのような形で中にチョコレートクリームの…

めざせ七十七珍、男のコキ料理

豚肉と浅蜊のアレンテージョ 早く寝るので早く目が覚める。暖かい季節には目が覚めれば早々に起きだしてワイヤレスイヤホンを耳に挿し音楽を聴きながらインターネットを見たり本を読んだりしている。バックミュージックはイージーリスニング・ジャズかショパ…

春風亭一之輔を観に行く

今日は建国記念日、首都圏の大雪予報は大外れ。朝には霙も上がって陽が差し、わが居住地あたりは風の冷たいカンカラカンに干上がった冬日となった。 老人は大雪で転んで怪我をしても眉を顰(ひそ)められるだけなので、数日の家籠りにも耐えられるように、新…

大雪狂想曲

雪は豊年の瑞(しるし)。 万葉集(三九二五)に「新しき年の初めに豊の年しるすとならしに雪の降れるは」と読まれ、年を越して新年(旧暦)を迎えても雪の多い年は豊年のしるしであるという。現代の統計では当たるも八卦当たらぬも八卦当のようだけれど、古…

縁(えにし)

思わぬところで思わぬ人とつながることがある。あるいは思わぬ出来事で 新たな交友を深めることがある。 Alaska星のような物語.星野道夫. DVD全3巻 先日、ほんの気持ちだけ手伝いをしているNPO法人の会合のあとに理事長と雑談になった。たまたまその日は図…

豆の話

(備蓄の豆) いよいよ明日は節分。こどもの頃から慣れ親しんだ楽しい行事、鬼は外、福は内と叫びながら福豆を玄関や外の庭に撒く、豆まきの時季になった。 節分の豆まきは、古代中国の行事に由来し、日本では平安時代に宮中の儀式として始まったらしい。は…

誕生日プレゼント

この春に小学4年生になる孫のへーちゃんの誕生日が近い。 コロナ禍でめっきり会う機会が少なくなってしまい、最近はどんな暮らしぶりか全然わからなくなってしまった。家族でアニメーション映画を見に行ったり、新型コロナウイルスのデルタ株蔓延が一段落し…

冬の花

葛原岡神社近くの桜 境内の椿 一月最後の日曜日は大船駅までバスで行きスマートフォンを見ながら街中を抜けて鎌倉中央公園から梶原を経て源氏山まで散歩した。公園から源氏山までは初めて歩く道だ。意外と近い道のりだった。 公園では谷戸で籾焼きの紫煙を上…

春の兆しを求めて

蝋梅(ロウバイ) 茶畑に広がるロウバイの林 展望台から 神奈川県西部の松田町寄(「やどりき」)に春の兆しを求めて蝋梅(ロウバイ)を観に行った。仕事のない日は家にこもり気味なので、人混みを避けて、気分転換がしたいと思った。 久し振りに車を運転し…

アラスカ物語

新田次郎「アラスカ物語」(新潮文庫)表紙を飾る星野道夫の写真 新田次郎の「アラスカ物語」を読んだ。 小説は今からおよそ100年あまり前、主人公である宮城県石巻市出身の安田恭輔が北極圏の未開の地アラスカに渡り、その人生すべてをこの地に暮らす原住民…

ふるさと納税で地元のマグロを頼んでみた

昨年末、初めてふるさと納税に挑戦してみた。 納税額を調べて上限額を調べたりインターネットでの注文の仕方が複雑で面倒くさい感じがしていたが、意外と簡単に申し込みが出来た。でも他県に税金を寄付してしまうと地元の納税額が減ってしまって自分の町の行…

時間について

最近インターネットを眺めていたら、時間に関する面白い記事をみつけた。 重力が大きいと時間の進行が遅くなり、小さいと時間が速くなるというものだった。アインシュタインの一般相対性理論や特殊相対性理論で予測されていた現象が、高精度に時を刻める「光…

四万十の風がとどく

四万十川の河口近く、赤鉄橋のたもとで仕事をする神経内科医、小笠原望氏から句集が届いた。 四万十川の四季折々の写真と川柳、明るいイラストを載せた小冊子の表紙には「フォト川柳 聴診器の向こう側.四万十の色 何億の生と死と.小笠原望、森千里、小笠原…