雑感

四六時中家で暮らす日々

コロナウイルス感染症の蔓延にともない政府の緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大された。 都会はもちろん地方でもこのまま患者が増えると医療崩壊が起きることが危惧される。 ノーべ文学賞を受賞したカミュの小説「ペスト」に描かれた世界が現実に広がりつ…

桜が散る

桜散る コロナウイルスが猛威を振るい、明日には内閣総理大臣が緊急事態宣言を行うようだ。 心から待ち焦がれた桜の花はいよいよ満開を過ぎて散り始めた。 明るい日差しの溢れる今日は近所の小学校で在校生のお迎えのない入学式が行われていた。 図書館に行…

志村けん逝去

新型コロナウイルスによる死者が急増している。 そのなかで志村けんの逝去のニュースには驚いた。つい数日前、テレビで彼の若かりし頃のエピソードを辿る番組で発病前の元気な姿を見たばかりだったので、感染の報道は目にしてはいたが、正直、まさか亡くなる…

パンデミックの春爛漫

新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)が報道された。その影響で今月のアルバイトがすべて中止になった。私事では大打撃。 小遣い稼ぎができずに暇を持て余す毎日。それにつけても深刻な大不況が突然にやってきた。 散歩にでると野山は春爛漫。…

ショパンを聴きながら

外付けハードディスクが壊れたのを機会にAmazon プライム サービスを本格的に利用することにした。 塵も積もれば山となる。月々の利用料は五百円硬貨一枚でも通年すればそれ相応の額になる。 通販の送料が安くなる、配達までの期間が短くなる、などは確かに…

パソコン貧者

我が家のIT環境 昨年の4月に購入した大容量外付けポータブル・ハードディスク(BUFFALO,HD-PGF4.0U3-GBKA)が故障した。ぶつけたわけでも落としたわけでもないのに認識されなくなってしまった。 以前の同社HHDがいっぱいになったので、4テラの機種を購入し、…

知育玩具

孫たちがどんどん大きくなってジイジ(我が家ではグーパと呼ばせている。グランパがなまった呼称)と遊ぶ機会が減ってきた。 すでに来年の春には中学生になるカン君はもうすっかり自分の趣味を確立して、グーパの手助け不要に自立した。これからだんだんと我…

今年を振り返る

クリスマスが終わって、今年もあと数日を残すのみとなった。 元号が変わっただけではなく、自分史にもいろいろなことがあった感慨深いこの一年だった。 昭和、平成、令和と時を重ねて、しみじみとこの一年を振り返る。 中国の田舎で年を越し、三月に波乱の三…

スポンジケーキに挑戦中

世の中のシガラミから解放されたら、晴耕雨読、自給自足が長年の夢だった。 憧れるのは宮沢賢治の世界。 冷害に苦しみながらも夢と理想を追い続けた賢治の苦悩が、時代を超えて心を揺さぶる。 食材は自家栽培、調理は食べられる分だけを手料理する。都会暮ら…

年の瀬どき

今年も残すところあと一ヶ月となった。 十二月に入った途端、世の中が忙(せわ)しくなる。 街を歩くとあちこちからジングルベルの調べ。 喪中葉書に歳暮のチラシ、おせち料理のパンフレットやファミリーレストランの割引券、買い物をすると福引の補助券と、 …

アキノワスレグサ

今帰仁城跡の斜面に濃いオレンジ色の花を見つけた。 ニッコウキスゲに似ているが色が濃い。 調べてみるとアキノワスレグサという名前の花だった。 亜熱帯の沖縄にいると秋を忘れそうになる。 夏と冬の間の短い間に咲く花なのでこの名前なのだろうか。 ニッコ…

首里城焼けた

常春の国、沖縄。 二年半ぶりに昨日から那覇にいる。 沖縄に来れば、いつも立ち寄る紅色の首里城が焼けてしまった(10月31日)。 今朝は朝一番で首里城に行ってみた。 火事の検証が続いていて公園内には入れなかったが、多くの観光客が手を合わせて再建を祈…

第20回 JHHHネットワーク会議に参加して

今回の九州行きは第20回 JHHHネットワーク会議に参加することが目的でした。JHHHは、Japan Hospital Hospitality House(日本名:ジャパン・ホスピタル・ホスピタリティ・ハウス)の略です。この会は病気を持つこどもとその家族を支援する滞在施設を運営する…

史跡名護屋城跡

名護屋城は16世紀末、太閤秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として築かれた。日本100名城の87番に選定されている。城域の面積は約17ヘクタールにおよび、当時としては大坂城に次ぐ国内第2の規模を誇り、秀吉の絶大な威光を現在に伝える。 築…

伊万里焼の里と呼子のイカと朝市

台風19号に引きつづき21号がまたまた各地に豪雨災害をもたらした。とくに千葉県に住まいの方々には何と言っていいのか、慰めのことばしか思い浮かばない。過酷な状況ではあるけれど、ぜひ力を落とさずに頑張ってくださるよう、こころから祈りたい。地球温暖…

激甚災害となった台風19号から一週間がたった

今日は土曜日、東日本に大きな被害を残した台風19号の襲来から今日で一週間が過ぎた。 大雨で多摩川、千曲川、阿武隈川などの大きな河川をはじめ東日本の六十八の河川が氾濫し、今日現在までに行方不明を含め九十数人超の死傷者を出した前代未聞の激甚災害と…

秋刀魚の季節

十月の声を聴いても関東では30度近い蒸し暑い日がつづいている。地球温暖化が確実に身近に迫っていることを感じる。 先日の国連総会ではスウェーデンの少女が世界の首脳陣に温暖化対策の推進を涙ながらに訴える映像が印象的だった。 十月一日からいよいよ消…

秋分の日

台風15号が首都圏に大きな爪痕を残し、千葉では停電したままの地域がいまだに残っている。 あとを追って17号が発生し九州をかすめ日本海に抜けていった。あちこちで風と雨の被害が続いている。今年は台風の当たり年のようだ。 フェーン現象で朝から蒸し暑い…

我が家の黒電話

久しぶりに関東を直撃した大型台風15号は残念ながら危惧したとおりの大きな被害を残して去っていった。木が折れ屋根が飛ばされ電柱が倒れた。 神奈川県は台風襲来直後に崖崩れや浸水があったけれど大きな人命被害はなく、懸案の停電もほぼ全域で昨日までに回…

午睡のあと

夏休みが終わりこども達は宿題を抱えて学校に戻って行った。我が家には旅行のお土産や十勝の野菜が届いた。 カンくんの今年の夏休みの自由研究はドリンク・サーバーの製作だった( https://youtu.be/UJqAMmcaHjM )。きびしい暑さにともなう高齢者の熱中症予…

灼熱のカンボジア巡礼旅_終章:カンボジアの文化と暮らし

わずか5日間のカンボジア巡礼旅であったが、旅慣れぬ身には、この国の様々な風景や文化はきわめて興味深いものだった。三人、四人と人を乗せて縦横無尽に走るバイク、クラクションを鳴らしながら行き交う数え切れないほどのトゥクトゥク(三輪タクシー)の群…

灼熱のカンボジア巡礼旅_神々の降臨に出会う場所

古代カンボジアにはたくさんの神々が降臨した。アンコール・ワットやアンコール・トム以外にも神々と出会う遺跡が数多く残されている。 思いが記憶の底に沈む前に、訪れた聖地についてわずかでも記載しておきたい。 〇バンテアイ・スレイ(十世紀末)(8月19…

灼熱のカンボジア巡礼旅_悠久のアンコール・ワットへ

アンコール・ワットはアジアの秘宝である。 屹立する尖塔が宙を刺し陽の光を受けて燦然と輝くその姿はアジア人の祈りと営みの歴史を未来の人類に伝えるかけがえのない宝物である。 数多の世界遺産のなかでも他の文化遺産の追従を許さない卓越した存在感を放…

十勝の泥豚手作りベーコンとソーセージ

北海道から十勝産どろ豚のベーコン(生ハム)とソーセージが届いた。 ランチョ・エルパソの手作り製品だ。 これが美味い。 北海道は肉も野菜も美味い。 ジンギスカンや牛肉ステーキもいいが、豚も最高なのだ。 連日の暑さのなか、体力維持にはもってこい。 …

あれから50年

今からちょうど50年前、弘前を初めて訪れた。 大学受験のためだった。 弘前駅は古風な木造の白い駅舎で、駅前には小さなロータリーがあり バス停の向こうには古びた邦画の映画館の看板が見えた。 曇り空の下、汽笛とともに機関車は駅を出てゆき、津軽の玄関…

田中一村に会いたい

奄美大島に行きたい。 田中一村に会いたい。 数奇な人生を送った彼が心を吐露した絵を、彼が生きた世界で見てみたい。 夜、大きな画集を開くと息吹を感じる。 彼が表現したかった心が画面を飛び出して、目の前に迫ってくる。 鳥は枝にとまり、かなたを見つめ…

李白と杜甫

今からおよそ千三百年前、中国が唐の時代に二人の詩人が現れた。 詩仙の李白と詩聖の杜甫。李白は五言絶句の名手、杜甫は七言律詩の名人。 ともに流離の旅の中で詩を作り、ともに長江にゆかりのある偉人だ。 水に浮かぶ月をすくい取ろうとして川に落ちて溺れ…

朝食はホットドッグ

ときどき無性に食べたくなるものがある。 ホットドッグもそのひとつ。 ソーセージとキャベツをパンに挟んで、温かいスープを飲みながら食べる。 ケチャップと本辛子をたっぷりつけて食べないといけない。 今日から師走。 もう一度会いたい、なつかしい人達は…

秋の話

昨日は晴れていたのに今日は雨になった。 昨日がマドちゃんの運動会でよかった。 白組は負けてしまって悔し涙を流したらしいが、演技や競技は楽しげ頑張っていたのが印象的だった。運動会のあと、黄金町のJ&Bで「世界で一番ゴッホを描いた男」(中国映画)…

筋肉痛

昨日はわずかに3時間余りのトレッキングだったのに、今日は筋肉痛だ。 年寄りの筋力の衰えは予想以上に早い。 これは一大事だ、これからが人生の本番を迎える年頃になったのに 肝心のガタイが壊れてしまっては元も子もない。 どうすれば良いか、楽して老化の…