防災対策について

照明、ラジオ、携帯用充電器 3.11 からわずか五日しか経っていない16日の深夜、なぜか目が覚めた。その直後にわずかな横揺れに続き大きな横揺れを感じた。時間はせいぜい数十秒だったと思う。揺れの感覚では震度3程度だと思った。 揺れが長かったので電気を…

あれから11年が経った

東日本大震災から今日で11年が経った。巨大津波の襲来と福島第一原子力発電所の被災による放射線災害によって多くの住民が犠牲となり命を失いあるいは住む場所を失った。 被災地の棚上げや防潮堤の建設、生活道路の設営などの大規模工事はひと段落を迎えてい…

不二の山

三浦富士頂上の浅間神社奥宮 三浦半島には三浦富士と呼ばれる低山がある。標高は200メートル足らずの丘に近い山だ(標高183メートル)。横浜の円海山から始まる高みは横須賀を経て三浦半島の背骨にあたる三浦丘陵に連なる。その南の端に位置する頂が三浦富士…

春一番と蕗の薹

今日、関東地方に春一番が吹いた。例年より随分と遅い風の日だった。気温が上がり日差しも暖かくて春の到来を肌身で感じた一日だった。 いつものようにバスに乗って大船まで行き、あとは徒歩で鎌倉の尾根を目指した。そこかしこに紅白の梅の花が開き道端には…

侵略

ロシアのプーチンによるウクライナへの侵略が進む。強権を握る独裁者によって理不尽な侵略戦争が始まってしまった。プーチンは核兵器の使用もちらつかせウクライナの領有を目指している。 日本を含め世界中の国々が心穏やかざる思いで今後の成り行きを見守っ…

冬のオリンピック

(沈む満月と日本の夜明け、 AY氏の写真借用) 冬季北京オリンピックもあと二日を残すのみとなった。 今回のオリンピックはコロナ下の厳重管理下の開催ではあったけれど見どころ、話題の多い大会だった。記憶に残る大会だったと感じる。 メダルの数で言えば…

あんパン考

昨日はバレンタインデーだったのでお昼のお弁当はチョコレートパンにするつもりで、電車に乗る前にコンビニに寄った(ひとりチョコプレゼント)。 調理パンの隣の棚に甘い菓子パン陳列されていたが、昔ながらのサザエのような形で中にチョコレートクリームの…

めざせ七十七珍、男のコキ料理

豚肉と浅蜊のアレンテージョ 早く寝るので早く目が覚める。暖かい季節には目が覚めれば早々に起きだしてワイヤレスイヤホンを耳に挿し音楽を聴きながらインターネットを見たり本を読んだりしている。バックミュージックはイージーリスニング・ジャズかショパ…

春風亭一之輔を観に行く

今日は建国記念日、首都圏の大雪予報は大外れ。朝には霙も上がって陽が差し、わが居住地あたりは風の冷たいカンカラカンに干上がった冬日となった。 老人は大雪で転んで怪我をしても眉を顰(ひそ)められるだけなので、数日の家籠りにも耐えられるように、新…

大雪狂想曲

雪は豊年の瑞(しるし)。 万葉集(三九二五)に「新しき年の初めに豊の年しるすとならしに雪の降れるは」と読まれ、年を越して新年(旧暦)を迎えても雪の多い年は豊年のしるしであるという。現代の統計では当たるも八卦当たらぬも八卦当のようだけれど、古…

縁(えにし)

思わぬところで思わぬ人とつながることがある。あるいは思わぬ出来事で 新たな交友を深めることがある。 Alaska星のような物語.星野道夫. DVD全3巻 先日、ほんの気持ちだけ手伝いをしているNPO法人の会合のあとに理事長と雑談になった。たまたまその日は図…

豆の話

(備蓄の豆) いよいよ明日は節分。こどもの頃から慣れ親しんだ楽しい行事、鬼は外、福は内と叫びながら福豆を玄関や外の庭に撒く、豆まきの時季になった。 節分の豆まきは、古代中国の行事に由来し、日本では平安時代に宮中の儀式として始まったらしい。は…

誕生日プレゼント

この春に小学4年生になる孫のへーちゃんの誕生日が近い。 コロナ禍でめっきり会う機会が少なくなってしまい、最近はどんな暮らしぶりか全然わからなくなってしまった。家族でアニメーション映画を見に行ったり、新型コロナウイルスのデルタ株蔓延が一段落し…

冬の花

葛原岡神社近くの桜 境内の椿 一月最後の日曜日は大船駅までバスで行きスマートフォンを見ながら街中を抜けて鎌倉中央公園から梶原を経て源氏山まで散歩した。公園から源氏山までは初めて歩く道だ。意外と近い道のりだった。 公園では谷戸で籾焼きの紫煙を上…

春の兆しを求めて

蝋梅(ロウバイ) 茶畑に広がるロウバイの林 展望台から 神奈川県西部の松田町寄(「やどりき」)に春の兆しを求めて蝋梅(ロウバイ)を観に行った。仕事のない日は家にこもり気味なので、人混みを避けて、気分転換がしたいと思った。 久し振りに車を運転し…

アラスカ物語

新田次郎「アラスカ物語」(新潮文庫)表紙を飾る星野道夫の写真 新田次郎の「アラスカ物語」を読んだ。 小説は今からおよそ100年あまり前、主人公である宮城県石巻市出身の安田恭輔が北極圏の未開の地アラスカに渡り、その人生すべてをこの地に暮らす原住民…

ふるさと納税で地元のマグロを頼んでみた

昨年末、初めてふるさと納税に挑戦してみた。 納税額を調べて上限額を調べたりインターネットでの注文の仕方が複雑で面倒くさい感じがしていたが、意外と簡単に申し込みが出来た。でも他県に税金を寄付してしまうと地元の納税額が減ってしまって自分の町の行…

時間について

最近インターネットを眺めていたら、時間に関する面白い記事をみつけた。 重力が大きいと時間の進行が遅くなり、小さいと時間が速くなるというものだった。アインシュタインの一般相対性理論や特殊相対性理論で予測されていた現象が、高精度に時を刻める「光…

四万十の風がとどく

四万十川の河口近く、赤鉄橋のたもとで仕事をする神経内科医、小笠原望氏から句集が届いた。 四万十川の四季折々の写真と川柳、明るいイラストを載せた小冊子の表紙には「フォト川柳 聴診器の向こう側.四万十の色 何億の生と死と.小笠原望、森千里、小笠原…

城崎にて

兵庫県の日本海側にある有名な温泉地、城崎を一度訪ねてみたいと思っていた。 なぜかと聞かれても、とり立てて明確な理由があるわけではないが、強いて言うなら中学生時代に読んだ志賀直哉の私小説「城崎にて」がきっかけだろうと答えることになるのだろう。…

冬至かぼちゃ

今日は冬至。 手作りのかぼちゃ料理の夕餉だった。 海老や玉ねぎなどを煮込んだホワイトソースを小ぶりのかぼちゃに詰めて、オーブンで焼いて出来上がり。 焼き上がりまで待っている間に赤ワインですっかり酔ってしまった。 何故冬至に「かぼちゃ」なのか、…

年の瀬

今年もあと10日となった。気分的にはなんとなく気忙しいけれど、日々の暮らしは淡々と進む。 夕方、所用で元職場近くの尾根道を歩いていると地平の果てに富士山と神奈川の山並みが見えた、 この数日、冬らしい寒波が襲来し、晴れの日が続いている。澄み切っ…

M 式「海の幸」森村泰昌展を観に行く

コロナの第6波がいつ来るのか、心中穏やかざる年の瀬を迎えた。おまけに猛威を奮ったデルタ株ではない、さらに凶悪な新たな変異株のオミクロン株の国内への侵入で一気に緊張感が高まる状況になってしまった。今のうちに行動しておかないと今度こそ都市封鎖が…

葉から芽?

ベンケイソウ 不思議な光景 友人のAY氏から面白い葉っぱをもらった。葉から直接、芽がでるという。 小皿に入れて窓際に置いておいたら約3週間で確かに芽が出た! そのものずばりハカラメとかマザーリーフとか言われているそうだ。 不思議なものがあるものだ…

絵を描く

今日は日曜日。特に予定がないので朝からのんびり絵を描いて過ごした。 10時過ぎに、近くの金魚屋を覗きに行きたいと長男家族が訪ねて来たので、久しぶりに我が家に孫二人を迎えた。姉はずいぶんと背が伸びていた。 金魚屋を覗いたあと孫娘の二週間遅れのお…

こどもホスピス「うみとそらのおうち」内覧会

先日(11月21日)、横浜こどもホスピス「うみとそらのおうち」が盛大に落成式を迎えた(認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト )。 一般公開を間近に控えて、昨日、お手伝いしてる認定NPOスマイルオブキッズのスタッフとともに、施設の内覧会に参加して…

YouTubeでショパンを聴く

いまさらながらではあるけれど、インターネットの発達で、これまで想像もしていなかった便利な時代になった。 第18回ショパン国際ピアノコンクールの入賞者の演奏をYouTubeで聴いている(第18回ショパン国際ピアノコンクール Bruce Liuさん優勝、反田恭平…

お誕生日プレゼント

今日は夫婦の誕生日。二人とも同じ日に生まれた。 色々お誕生日プレゼントが届いた。 息子達からはおめでとうの電話があった。 家内の友人からはバースデーカードが届いた。 遠く北海道の田舎からは大地の恵み、とれたての野菜と豆がきた。 週に一度のアルバ…

東京旅行

この数日、風は強いが明るい陽射しが降り注ぐ小春日和が続いている。 実に久しぶりに電車に乗って東京旅行に行ってみた。東京に行くのはほぼ二年ぶりだ。 銀座三丁目の紙パルプ会館内セントラルミュージアムで開催されている、妻の学校時代の友人が所属する…

秋ふかし

岐阜県多治見の友人から恒例の富有柿が送られてきた。いよいよ秋も盛り。この食感がたまらない。すっかり熟して甘味が強くなってからも絶品だ。 コロナ禍ばかりのせいではないが、このところとんと夜の外出をしなくなった。おかげで早寝早起きはもう毎日の日…